採用ハリネズミ

2026-04-19

看護師の求人票の書き方|クリニック・病院が応募を増やすための記載ポイント

看護師の求人票の書き方をクリニック・病院向けに解説。給与・夜勤・休日・育児支援など看護師が求人票で必ず確認する項目の正しい書き方と例文を紹介します。

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看護師の有効求人倍率は2.2倍前後で推移しています。1人の看護師に対して2件以上の求人があり、しかも多くは大学病院や急性期病院が提示する高待遇の求人です。中小クリニックや小規模病院が、大病院と同じ書き方の求人票を出しても応募は来ません。

この記事では、看護師が求人票のどこを見て応募を決めるのか、クリニックが大病院に勝つためにどう書くべきかを具体例つきで解説します。

看護師採用の実態:なぜ応募が来ないのか

厚生労働省の統計では、2025年時点で看護師は約6万人不足しています。一方、看護師資格保有者のうち約70万人が「潜在看護師」として働いていません。つまり看護師は不足していますが、働きたくなる職場が不足している方が正確です。

中小クリニックが大病院に勝てないと諦める必要はありません。大病院が提示できないもの——残業の少なさ、人間関係の近さ、夜勤なし、育児との両立——を看護師は強く求めています。求人票で勝負する土俵が違うだけです。

❌ 悪い例

看護師募集。経験者歓迎。給与応相談。アットホームな職場です。

この求人票には、看護師が知りたい情報が一切ありません。大病院の求人に埋もれて終わります。

✅ 良い例

内科クリニックの看護師(常勤)。夜勤なし・日曜祝日休み・残業月平均3時間。育児中のスタッフ4名在籍、急な子の発熱での早退OK。月給28〜34万円(経験3〜10年)。

具体的な数字と、子育て中の看護師に刺さる情報が並んでいます。

看護師が求人票で必ずチェックする6項目

求人媒体の閲覧ログ分析から、看護師が求人票で重点的に見ている項目は以下の6つです。

  1. 給与(月給・手当の内訳) — 基本給と夜勤手当・住宅手当などの内訳
  2. 夜勤の有無と回数 — 月何回か、1回あたりの手当はいくらか
  3. 休日(年間休日数・有給取得率) — 実際に休めるか
  4. 残業時間 — 月平均何時間か
  5. 育児支援制度 — 時短勤務・保育所・子の看護休暇
  6. スタッフ数と配置 — 人手が足りているか、1人夜勤はあるか

このうち1つでも書かれていないと、看護師は「書けない事情がある=条件が悪い」と判断して応募を見送ります。書けるものは全部書くのが鉄則です。

給与の書き方:内訳まで示す

看護師の給与は、基本給・夜勤手当・各種手当で構成されるため、総額だけ書くと「基本給が低くて手当で盛っているのでは」と疑われます。

❌ 悪い例

給与:経験考慮。月給25万円〜。

この書き方だと、25万円が基本給なのか手当込みなのか分かりません。経験10年の看護師が応募しても25万円しかもらえないのか、増えるのかも不明です。

✅ 良い例

月給28万円(看護師3年経験の場合) 内訳:基本給23万円+夜勤手当5,000円×4回+住宅手当2万円+資格手当1万円 ※経験10年の場合は月給34万円(基本給29万円+各種手当) 賞与:年2回、計3.8ヶ月分(2025年度実績)

内訳と経験別の目安、賞与の実績まで書くと、看護師は自分の年収を計算できます。給与の書き方の詳細はこちらで解説しています。

夜勤ありとなしで書き方を変える

夜勤の有無で応募者層は完全に分かれます。同じ求人票で両方にアピールしようとすると、どちらにも刺さりません。

夜勤なしのクリニックの書き方

夜勤なしを求める看護師は、子育て世代・40代以上・夜勤で体調を崩した経験者が多いです。訴求すべきは「生活リズムが安定する」点です。

✅ 良い例(夜勤なしクリニック)

完全夜勤なし・日曜祝日休み・年末年始休み(12/29〜1/3) 勤務時間 9:00〜18:00(休憩1時間) 残業は月平均3時間。17:45には最終患者の対応が終わります。 「夜勤で体を壊して病棟から転職してきた」スタッフが過半数です。

夜勤ありの病院の書き方

夜勤ありの求人では、夜勤の頻度・体制・手当を具体的に書きます。「夜勤月4〜5回」と書くだけでは足りません。

✅ 良い例(夜勤あり病院)

2交代制(日勤8:30〜17:30/夜勤16:30〜9:30) 夜勤月4回(最大5回まで、希望で調整可) 1夜勤あたり看護師2名体制(1人夜勤なし) 夜勤手当:1回12,000円(月4回で48,000円) 夜勤明けの翌日は必ず公休

夜勤は何人体制か、1人夜勤があるかは看護師が最も気にします。書かないと応募が減ります。

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育児中の看護師に刺さる記載方法

潜在看護師70万人の多くが、育児を理由に離職しています。この層を取り込めるかがクリニックの採用成否を分けます。

❌ 悪い例

子育て中のママさんナース活躍中。働きやすい職場です。

これでは「うちも頑張ってます」アピールにしかなりません。育児中の看護師は具体的な制度を見ています。

✅ 良い例

■育児支援制度(全て実績あり) ・時短勤務:小学校卒業まで(9:00〜15:00など応相談) ・子の看護休暇:年10日(2人以上で年15日)有給 ・保育料補助:月2万円まで ・学校行事での半休・時間休OK(当月申請可) ・スタッフ12名中、小学生以下の子を持つ看護師5名

「制度がある」ではなく「何人が実際に使っている」を書くと信憑性が跳ね上がります。制度だけあって誰も使っていない職場を看護師は見抜きます。

クリニックが大病院に勝てる訴求ポイント

大病院と同じ土俵で給与や設備を競っても勝てません。クリニックが勝てる3つの切り口を示します。

1. 残業の少なさを数字で

大病院の看護師の残業は月20〜40時間です。ここで差をつけます。

✅ 良い例

残業月平均3.2時間(2024年度実績、常勤看護師10名の平均) 18:00の閉院後、カルテ入力・片付けを終えて18:15には退勤しています。

2. 患者との距離感

急性期病院では1人の看護師が患者10人以上を担当します。クリニックの外来は患者1人あたりの関わりが濃いです。この違いを求人票で伝えましょう。

✅ 良い例

内科クリニックで慢性疾患の患者さんを長期フォローします。同じ患者さんを5年10年と診るため、「あの時の看護師さんのおかげで」と言っていただけます。急性期病院のような「顔を覚える前に退院」はありません。

3. 専門性を深められる環境

糖尿病療養指導士の資格取得支援(受験料・研修費を全額会社負担、2024年度は2名が取得) 月1回の院内勉強会(就業時間内、残業扱い)

資格取得実績を数字で出すと、キャリアアップ志向の看護師に刺さります。

中小企業が採用で勝つための戦略も参考になります。

媒体の使い分け:ナースセンター・ジョブメドレー・Indeed

看護師採用の媒体は主に3つです。特性が違うので使い分けましょう。

ナースセンター(都道府県) — 無料。潜在看護師の登録が多く、育児復帰層に強いです。地域密着のクリニックと相性が良いです。

ジョブメドレー・看護roo!・マイナビ看護師 — 有料。アクティブに転職活動中の看護師が多いです。急ぎで採用したい時に使います。成功報酬型は30〜50万円、掲載型は月10〜30万円です。

Indeed — 自社採用ページと連携させれば無料で始められます。ただし看護師は専門媒体を優先して見るため、Indeed単独では応募数が少ないです。他媒体と併用が基本です。Indeedの求人票の書き方はこちら

媒体ごとに文章を変える

同じ内容でも、ナースセンターでは「地域密着・育児両立」を前面に、ジョブメドレーでは「給与・スキルアップ」を前面に出します。媒体のユーザー層に合わせて書き分けないと埋もれます。

看護師の求人票で避けるべきNG表現

「アットホーム」「明るい職場」「やりがい」——これらは看護師が最も警戒する言葉です。ブラック職場が隠れ蓑に使う表現として広く認知されています。求人票のNGワード一覧で詳しく扱っています。

❌ 悪い例

アットホームで明るい職場です。看護師同士の仲が良く、やりがいを持って働けます。

✅ 良い例

看護師10名、平均年齢38歳。勤続5年以上が6名で、退職率は過去3年で1名(産後の遠方転居)。月1回の全体ミーティングで業務改善を議論し、直近では電子カルテの入力負担を減らしました。

「仲が良い」ではなく「定着率」、「やりがい」ではなく「具体的な改善事例」。事実で語れば誇張になりません。

まとめ:看護師の求人票で書くべきこと

看護師は求人票を「何が書かれているか」と同じくらい「何が書かれていないか」で判断します。夜勤体制を書かない求人は1人夜勤を隠していると疑われ、残業時間を書かない求人はサービス残業が多いと判断されます。書けない事情がないなら全部書きましょう。これが大病院に勝つ第一歩です。

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