採用ハリネズミ

2026-04-18

求人票のNGワード一覧:法的にアウトな表現と、応募率を下げる表現は別物

求人票に書いてはいけないNGワードを解説します。法的に問題がある表現(年齢・性別・国籍差別など)と、法的には問題ないが応募率を下げる表現を分けて説明します。

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求人票のNGワードには2種類ある

求人票に書いてはいけない言葉は2種類あります。

タイプ1:法的にアウトな表現 雇用対策法・男女雇用機会均等法・障害者雇用促進法などに違反する表現。ハローワーク・求人媒体の審査で修正を求められ、最悪の場合は行政指導の対象になります。

タイプ2:応募率を下げる表現 法律上は問題ないが、求職者に「ここは自分向けじゃない」「信頼できない」という印象を与えて離脱される表現。

多くの「NGワード記事」はタイプ1しか扱っていません。この記事では両方を分けて解説します。


タイプ1:法的にアウトな表現

年齢に関する表現

雇用対策法により、求人に年齢制限を設けることは原則禁止です。

❌ 「35歳以下の方」
❌ 「若い方歓迎」
❌ 「20代・30代が活躍中(応募資格として)」
❌ 「定年のない職場のため、60歳以下の方」

例外として認められるのは以下の場合のみ:

  • 長期キャリア形成を目的とした若年者採用(35歳未満)
  • 定年後の再雇用(60歳以上)
  • 特定の年齢層を対象とした施策(高年齢者雇用安定法に基づく)

「20代・30代が活躍中」は職場の雰囲気としての記載なら合法ですが、Indeed・リクナビNEXTなど主要媒体の審査では修正を求められます。安全側に倒すなら最初から書かないほうがコストが低いです。

性別に関する表現

男女雇用機会均等法により、性別を限定した採用は原則禁止です。

❌ 「男性歓迎」「女性限定」
❌ 「女性活躍中(応募資格として)」
❌ 「主婦の方歓迎(主夫を排除する意図がある場合)」

ただし「女性が多い職場です(職場の状況として)」は問題ありません。

国籍・外見に関する表現

❌ 「日本人のみ」「日本国籍の方」
❌ 「外国人不可」
❌ 「容姿端麗な方」「清潔感のある外見の方(具体的な基準なし)」

「日本語でのコミュニケーションができる方(業務上の必要性がある場合)」は認められます。

障害に関する表現

障害者雇用促進法関連:

❌ 「障がい者不可」(障害の有無を理由とした明示的な排除)

「障害のある方不可」は明確にNG。代わりに「立ち仕事8時間あり」「20kgの運搬が1日10回」など業務の物理的要件を書いてください。業務要件として書けば合法で、求職者も自分で判断できます。


タイプ2:応募率を下げる表現

法的には問題ありませんが、書くと応募が減る表現です。

「やる気のある方」「向上心のある方」

反対語が存在しません。「やる気のない方歓迎」という求人は存在しないので、この言葉を書いても差別化にならず、「何も言っていない」と受け取られます。

❌ 「やる気があって向上心の高い方を求めています」

✅ 「入社3ヶ月後に研修成果発表があります。上を目指したい方に向いています」

「コミュニケーション能力が高い方」

「コミュニケーション能力が低くてもいい仕事」はほぼ存在しません。全員が書いています。差別化ゼロです。

さらに「コミュニケーション能力が低い自分には無理だ」と感じて応募をやめる人が一定数います。

❌ 「高いコミュニケーション能力が必要です」

✅ 「1日のお客様対応:平均5〜8件。メール・電話が中心で、長時間の接客は少ないです」

「アットホームな職場」

証拠がありません。求職者は「どこもそう言う」と思っています。

❌ 「アットホームな雰囲気の職場です」

✅ 「現在スタッフ7名。平均在籍年数4.1年」

「詳細は面接にて」「応相談」

給与・勤務条件の詳細を「面接で」「応相談」にする書き方は、求職者の不安を生みます。

「隠すことがある会社」と読まれます。また、Indeed・ハローワークでは給与の明示が求められており、「応相談」のみでは審査が通らないケースがあります。

❌ 「給与:詳細は面接にて」
❌ 「条件:経験・能力により応相談」

✅ 「給与:月給25〜30万円(経験考慮。前職給与を踏まえて設定)」

「自由な社風」

「自由」の内容が不明です。「自由にやってもらうので管理しない」「ルールが整っていない」と読まれることがあります。

❌ 「自由な社風で、のびのびと働けます」

✅ 「服装:私服OK(スーツ不要)。出退勤:コアタイム11〜15時のフレックス制」

「成長できる環境」

何が成長できるか不明。「成長を強要される」「残業が多い」という裏読みをされることがあります。

❌ 「成長できる環境です。自分を高めたい方を求めています」

✅ 「社内勉強会:月2回(参加任意)。資格取得補助:年5万円まで(昨年4名が活用)」

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特に注意が必要な業種別のNGワード

飲食

❌ 「体力に自信のある方」(年齢差別につながる可能性)
❌ 「若いスタッフと一緒に活気ある職場を作りたい」(年齢を示唆)

介護・医療

❌ 「おばあちゃんが好きな方」(特定属性への偏りを示唆)
❌ 「体力のある方限定」(障害への配慮が不足する表現につながりうる)

飲食・接客

❌ 「笑顔が素敵な方」(外見への言及)
❌ 「明るい方・元気な方のみ」(性格を要件化)

よくある質問

Q. 「若い人が多くて活気ある職場です」は書いていいですか?

グレーゾーンです。筆者の推奨は「書かない」。合法に書くために「応募は全年齢歓迎」などの補足が必要になり、文章が不自然になります。結局、応募者にも響きません。年齢に触れずに「少人数で意思決定が速い」「勤続10年以上のベテランと新入社員が混在している」など実質的な魅力を書いたほうが採用効率は上がります。

Q. 「即戦力を求めている」は書いていいですか?

問題ありません。ただし「即戦力」の定義(何のスキルが必要か)を添えてください。「即戦力:○○の実務経験3年以上を想定」のように具体的にすることで、応募資格として機能します。


まとめ

求人票NGワードの確認手順:

まずタイプ1(法的NGワード)を確認する

  • 年齢制限・性別限定・国籍条件がないか

次にタイプ2(応募率を下げる表現)を削除する

  • 「やる気」「向上心」「コミュニケーション能力」→ 具体的な業務内容に置き換える
  • 「アットホーム」「自由な社風」→ 数字・制度の事実に置き換える
  • 「応相談」「詳細は面接にて」→ 給与・条件を明示する

タイプ1は法律の問題。タイプ2は採用効率の問題。どちらも放置するコストは高いです。

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