犬の臭い対策:部屋にこもる体臭の原因と、掃除・光触媒の使い方

犬のニオイは、犬の体から出るものと、それが移った部屋のものに分けて考えると対策しやすくなります。光触媒が役立つのは後者で、体のケアと掃除を前提にした補助です。

犬のニオイの出どころ

出どころ 主な原因 まずやること
皮膚・被毛 皮脂、汗、汚れ ブラッシング、適切な頻度のシャンプー
耳 耳垢、外耳炎 耳の状態をチェック。ニオイが強ければ動物病院へ
口 歯垢・歯石、歯周病 歯みがき、口のニオイが強ければ動物病院へ
お尻 肛門腺の分泌物 定期的なケア。トリマーや動物病院で相談
排泄 尿・便、マーキング すぐに片付け、尿の成分を分解する洗浄剤で処理
寝床・布製品 皮脂やよだれの蓄積 ベッドやブランケットを定期的に洗濯

犬自身のケアで減らせるニオイは、部屋の対策より先に手をつけると効果的です。

部屋に移ったニオイの落とし方

布製品を洗う

犬用ベッド、ブランケット、ソファカバー、カーテン、ラグは皮脂やニオイをためこみます。洗えるものは定期的に洗い、よく乾かします。

犬がよく触れる場所を拭く

壁の低い位置、ケージ周り、ソファの側面、ドアの下の方など、犬が体をこすりつける場所には皮脂が付きます。こまめに拭き掃除をしましょう。

換気と空気清浄機

部屋に漂うニオイは、換気と空気清浄機で減らします。光触媒コーティングは空気を吸い込む力がないため、空中のニオイには換気が主役です。

光触媒コーティングが役立つ場面

掃除と換気をしたうえで、次のような場面で補助になります。

  • 犬が過ごす部屋の、窓際や照明の近くの壁に残る生活臭
  • 拭き掃除のあとにうっすら残るニオイ
  • カーテンなど、光が当たる布製品(製品が使用を認めている場合)

効果が出にくい場面

  • 床やラグにしみ込んだ尿のニオイ(先に尿を除去する。手順は猫のおしっこ臭の消し方と同じ考え方)
  • 犬自身から出続けるニオイ(皮膚や耳のトラブル)
  • 夜間や光の当たらない場所

犬がいる家で光触媒を使うときの注意

  • 施工中・乾燥中は犬を別室に移し、換気する
  • 食器、水入れ、おもちゃには施工しない
  • 犬がなめる場所への施工は避ける
  • 成分を確認し、香料などが入っていない製品を選ぶと安心

スプレーの選び方は光触媒スプレーは意味ない?、消臭剤全般の選び方はペット用消臭剤の選び方と安全性で解説しています。

よくある質問

犬のシャンプーはどのくらいの頻度がいいですか?

犬種や皮膚の状態、生活環境によって適した頻度は違います。洗いすぎると皮膚のバリアが弱まり、かえってニオイやトラブルの原因になることもあるため、かかりつけの獣医師やトリマーに相談して決めましょう。

急に犬のニオイが強くなりました。病気ですか?

耳、口、皮膚などから急に強いニオイがする場合は、外耳炎、歯周病、皮膚炎などのサインのこともあります。かゆがる、赤い、耳垢が多いといった様子があれば、動物病院で診てもらいましょう。

犬がいる部屋に光触媒スプレーを使っても大丈夫ですか?

製品の注意事項を守れば使えるとしている製品が多いですが、施工中と乾燥するまでは犬を別の部屋に移し、十分に換気してください。食器や水入れ、犬がよくなめる場所への施工は避けるのが無難です。

参考資料