
2026-04-19
営業職の求人票の書き方|応募が来ない営業求人がやっている3つのミスと改善例
営業職の求人票の書き方を解説。インサイドセールス・フィールドセールス・ルート営業など種類別の書き分け方と、給与・インセンティブを正しく伝えて応募を増やす方法を紹介します。
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🦔 無料で試す営業の求人は、他職種と比べて応募が集まりにくいです。理由は単純で、求職者が「ノルマがきつい」「精神的にしんどい」「給料が不安定」というイメージを先に持っているからです。そのイメージを覆せない求人票は、どれだけ給料を上げても応募は来ません。
この記事では、営業職の求人票で応募が来ない原因を3つに絞り、ルート営業・新規開拓・インサイドセールスなど種類別の書き分け方、インセンティブの正しい表記、未経験歓迎の書き方まで具体例で解説します。
営業求人が集まらない最大の原因
営業求人で応募が来ない求人票には、共通して3つのミスがあります。
- 「頑張り次第で高収入」のような曖昧な給与表記
- 営業の種類(ルート・新規・インサイド)を書き分けていない
- 「ノルマなし」と書くだけで、職場環境の具体像が見えない
この3つが揃うと、求職者は「結局きつい営業なんだろう」と判断して離脱します。
❌ 悪い例
営業スタッフ募集!未経験歓迎、やる気次第で高収入を目指せます。ノルマなし、風通しの良い職場です。
「やる気次第」「ノルマなし」「風通しが良い」——この3点セットは営業求人の9割が書いています。求職者から見れば情報がゼロです。
✅ 良い例
法人向けSaaS(勤怠管理システム)の新規開拓営業を募集します。1日のアポ件数は3〜4件、テレアポ業務はインサイドセールスチームが担当するため商談に集中できます。初年度想定年収は420万円〜480万円(基本給+インセンティブ)。
具体的な商材、1日の動き、インセンティブ込みの想定年収が書かれています。求職者は「自分の1日」を想像できます。
営業職の種類別に書き方を変える
「営業」と一括りにして書くと、求職者は何をする仕事か判断できません。以下4種類は、書き分けないといけません。
ルート営業
既存顧客への定期訪問がメインです。求職者が気にするのは「新規開拓がないか」「顧客との関係性」です。
❌ 悪い例:「既存顧客を回るルート営業です」 ✅ 良い例:「既存の取引先50社を月1〜2回訪問し、追加発注のヒアリングと新商品の提案を行います。新規開拓のノルマはありません。1日の訪問件数は4〜5件、直行直帰可です」
新規開拓営業
「飛び込み」「テレアポ」のイメージが強く、敬遠されやすいです。どこまで泥臭いのかを正直に書きましょう。
❌ 悪い例:「新規開拓営業、元気とやる気があればOK」 ✅ 良い例:「展示会・Web広告経由で獲得したリード(月80件)へのアプローチが中心です。飛び込み営業・テレアポはありません。商談化率は20%、月の商談数は15件前後です」
インサイドセールス
比較的新しい職種で、誤解が多いです。テレアポと同じと思われないよう明確に区切りましょう。
❌ 悪い例:「電話での営業活動」 ✅ 良い例:「マーケティング部門が獲得したリード(資料請求・問い合わせ)に電話・メールでフォローし、商談化までを担当します。クロージングはフィールドセールスが行います。1日の架電数は30〜40件、すべて温度感のあるリード向けです」
テレアポ・アウトバウンド
リスト架電型は、件数と成果定義を明示します。曖昧にすると入社後のミスマッチが必ず起きます。
✅ 良い例:「法人リスト(購入済み)へ1日100件架電し、決裁者へのアポイント獲得がミッションです。月間アポ目標は15件、達成率は平均110%です」
営業の種類別の書き分け方は仕事内容の書き方でも詳しく解説しています。
インセンティブ・給与の正しい書き方
営業求人で最もミスが多いのが給与欄です。「頑張り次第で」「上限なし」という表現は、求職者には「基本給が安いのでは」という不信感を生みます。
❌ 悪い例
給与:基本給+インセンティブ(頑張り次第で高収入!)上限なし!
✅ 良い例
基本給25万円+インセンティブ(平均月6万円、上位20%は月15万円超)=平均月収31万円
【インセンティブ計算式】 売上目標達成率100%で6万円、120%で10万円、150%以上で15万円(上限なし) 【支給タイミング】翌月25日払い 【実績】在籍営業15名の前年度平均インセンティブは月6.2万円、最高は月22万円
ここまで書いて初めて、求職者は自分の年収を計算できます。「平均」と「上位層」の両方を出すのがポイントで、平均だけ書くと「平均以下もたくさんいるのでは」と思われます。
給与表記のルールは給与の書き方で掘り下げています。

「ノルマ」vs「目標」と職場環境の伝え方
「ノルマなし」と書く求人は多いですが、営業に目標がないわけがありません。求職者もそれは分かっています。だから「ノルマなし」は逆に不信感を生みます。
❌ 悪い例
ノルマは一切ありません!
✅ 良い例
個人ノルマはなく、チーム目標(月間売上1,200万円)を5名で追います。目標未達の場合でもペナルティ(減給・退職勧奨など)はありません。達成・未達はチーム全体で振り返り、翌月の戦略に反映します。
「ノルマがない」ではなく「未達だとどうなるか」を書きます。これが職場環境の実態です。
さらに営業職の職場環境で求職者が気にするのは以下です。
- 残業時間(月平均何時間か)
- 直行直帰の可否
- 同行・営業会議の頻度
- 上司の詰めの有無(正直に書く)
✅ 良い例:「営業会議は週1回1時間、個別の進捗確認は週1回15分の1on1のみ。成果未達の社員を全員の前で叱責するような文化はありません」
未経験歓迎の営業求人の書き方
営業は未経験歓迎と書かれやすい職種ですが、「未経験でも大丈夫です!」だけでは応募は来ません。未経験者が不安なのは「放り投げられないか」です。
❌ 悪い例
未経験歓迎!先輩が丁寧に教えます。研修制度あり。
✅ 良い例
【入社後3ヶ月の研修スケジュール】
- 1ヶ月目:商品知識・業界知識の座学(週5日、社内)
- 2ヶ月目:先輩営業への同行(1日3〜4件、計60件の商談を見学)
- 3ヶ月目:先輩同行のもと自分で商談、振り返りを毎日30分実施
- 4ヶ月目以降:独り立ち、月間目標は通常の50%からスタート
過去3年で未経験入社した8名全員が独り立ちし、現在も在籍中です。
「研修あり」の一言と、この書き方の差は決定的です。後者は「自分も大丈夫そう」と思わせる根拠があります。
法人営業と個人営業で媒体を変える
営業求人は、法人営業(BtoB)と個人営業(BtoC)で応募者層が大きく違います。
- 法人営業:論理的に仕事を進めたい層、落ち着いた環境を好む層。Indeed、ビズリーチ、Greenなどが向きます。
- 個人営業(不動産・保険・自動車など):短期で稼ぎたい層、人と話すのが好きな層。マイナビ転職、en転職、ハローワークとの相性が良いです。
両方の層に同じ求人票で訴求しても刺さりません。媒体ごとに訴求ポイントを変える必要があります。インセンティブ額を前面に出すか、商材の社会的意義を前面に出すかで、集まる人が変わります。
まとめ:営業求人票で書くべきこと
営業職の求人票で応募を増やすには、以下を具体的に書きましょう。
- 営業の種類(ルート・新規・インサイド・テレアポ)を明確に区別する
- 1日の動き(訪問件数・架電件数・商談数)を数字で出す
- 給与はインセンティブの計算式・支給実績まで書く
- 「ノルマなし」ではなく「未達でもペナルティなし」と書く
- 未経験歓迎なら研修スケジュールを月単位で示す
「やる気次第で高収入」という抽象的な表現を、すべて数字と事実に置き換えましょう。これができれば、同業他社の求人票と差がつきます。
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