採用ハリネズミ

2026-04-17

介護の求人票の書き方:応募が来ない介護求人に共通する4つの問題

介護施設・訪問介護の求人票で応募が来ない原因と直し方を解説します。介護業界特有の離職率・資格・体力面の書き方と、他施設との差がつく具体的な方法を説明します。

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介護の求人票が「どこも同じ」に見える理由

「介護求人の書き方」を解説する記事の多くが、「やりがいを書きましょう」「職場の雰囲気を伝えましょう」と言います。

逆だと思います。

介護の求職者が応募前に確認しているのは「夜勤の回数」「腰への負担」「離職率」の3つです。やりがいは入社後に感じるもので、応募前の判断材料ではありません。介護という仕事のやりがいは求職者がすでに知っています。知らないのは「この施設で働いたら体がもつか、続けられるか」です。

「未経験OK・資格補助あり・アットホームな職場」——これを書いている求人が9割以上です。求職者が本当に知りたいことに誰も答えていません。小規模・無名の施設が埋もれる理由はここにあります。


介護求職者が本当に気にしていること

求人票を書く前に、介護の求職者が何を確認しているかを整理します。以下は採用支援の現場で繰り返し出てくる確認事項を順に並べたものです。

最初に確認されること:夜勤の有無と回数

介護の仕事を検討している人の多くが、夜勤について最初に確認します。夜勤があるか、月何回か、夜勤手当はいくらか——これが書いていない求人は、夜勤を避けたい求職者には「夜勤があるかもしれない」と判断されます。

書き方:「夜勤なし(デイサービスのため)」または「夜勤あり・月4〜5回・夜勤手当1回7,000円」

次に確認されること:資格がなくても働けるか

無資格・未経験で介護を始めたい人が多い一方、「無資格可」と書いていても「本当に無資格で大丈夫なのか」という不安が残ります。

書き方:「無資格・未経験入社のスタッフが現在○名活躍中」のように実績を示すと不安が消えます。

必ず確認されること:腰・体への負担

介護は身体的負荷の高い仕事です。腰痛を抱えているがなんとか働きたい、という求職者も多い。正直に書くことで、無理な応募を防ぎ、合う人だけが来ます。

書き方:「移乗介助があります(福祉用具使用、二人介助が基本)」「腰痛持ちの方は事前にご相談ください」

差別化の核心:離職率・定着率

介護業界は離職率が高いことを求職者は知っています。「ここはどのくらい続けられる職場か」を証明できる数字があれば、それが最大の差別化になります。


応募が来ない介護求人の4つの問題

問題1:「夜勤の有無」が書いていない

夜勤の有無は、介護求人における最初のふるい分け条件です。ここを書かないと、夜勤を避けたい人も夜勤希望の人も「確認しなければわからない」となり、クリックをためらいます。

「デイサービスのため夜勤なし」「夜勤あり(月3〜5回)」——一言で書けます。書いていない理由がないなら、今すぐ入れてください。

問題2:「無資格OK」だけで実績がない

「未経験・資格不問」と書いても、どれだけ本当に未経験者が働けるかが伝わらないと応募はためらわれます。

実績で示す方法:

  • 「現在のスタッフのうち○名が入社時無資格でした」
  • 「資格取得補助あり。過去3年で○名が初任者研修を取得」
  • 「未経験入社のスタッフが半数以上います」

「OKです」という宣言より「実際にいます」という事実の方が説得力があります。

問題3:離職率・定着率を示す数字がない

介護業界の平均離職率は約14〜15%(厚生労働省調査)です。

自施設の離職率が業界平均より低ければ、それは書くべき最重要情報です。

  • 「当施設の昨年の離職率は8%(業界平均約15%)」
  • 「平均在籍年数4.2年(現スタッフ実績)」
  • 「過去3年間の離職者は2名(全体14名中)」

これを書ける施設は業界全体で少数です。書けるなら、競合施設に対して圧倒的な優位性があります。

書けない場合——離職率が高い場合は書けません。その場合は「3年以上在籍しているスタッフが○割」という形で在籍している事実を示す方法もあります。在籍率は離職率と別の切り口です。

問題4:体力面・腰への負担を書いていない

「腰に負担がかかる介助があります」と書くと応募が減ると思う施設があります。

逆です。

書かない方が問題です。腰痛を抱えて入社した人が「こんなに身体的に大変だとは思わなかった」と3ヶ月で辞めます。これが繰り返されると採用コストが膨らみます。

正直に書いた方が、体力面に問題のない求職者が残ります。「福祉用具を使った移乗介助があります」「二人介助が基本のため、一人で無理に行うことはありません」のように書けば、負担を正直に伝えながら施設の配慮も示せます。


介護求人票のキャッチコピーの書き方

介護求人のキャッチコピーで最初に決めることは、資格の有無をどちらに向けるかです。

「無資格・未経験OK」に向ける求人と「介護福祉士・実務経験者歓迎」に向ける求人では、伝えるべき情報がまったく違います。

無資格・未経験向けのキャッチコピー

× 「未経験OK。アットホームな施設です」
○ 「無資格・未経験入社の先輩が今6名活躍中。週2日〜・資格取得費用全額補助」

経験者向けのキャッチコピー

× 「介護スタッフ募集。経験者優遇」
○ 「介護福祉士:月給28万円〜。月残業8時間(昨年実績)。有給取得率89%」

経験者は「どれだけ働きやすいか」を数字で判断します。未経験者は「本当に未経験でも大丈夫か」を証拠で判断します。どちらに向けるかで書くべき情報が変わります。


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介護業種特有の待遇で書くべきもの

介護業界には他業種にない特有の待遇・制度があります。これを書いていない求人が多い。

待遇 書き方の例
処遇改善加算 「処遇改善加算Ⅰ取得。月額○○円の処遇改善手当あり」
特定処遇改善加算 「特定処遇改善加算取得。経験・技能に応じた加算あり」
夜勤手当 「夜勤手当1回7,000円。月4回で月28,000円の加算」
資格取得補助 「初任者研修:費用全額補助(受講中から給与支給)」
福祉用具 「全室ベッド・リフト完備。腰への負担を軽減する設備あり」
夜勤体制 「夜勤2名体制。1人夜勤はありません」

処遇改善加算を取得しているかどうかは、求職者が「給与の伸びしろ」として確認します。書いていないだけで機会損失が起きています。


介護求人票の例文(デイサービス・パート)

【キャッチコピー】
週2日〜・扶養内OK。無資格入社の先輩が今5名活躍中。資格取得費用は全額補助します。

【仕事内容】
デイサービスでの介護補助スタッフを募集します。

【1日の流れ】
8:30  ご利用者の受け入れ・バイタルチェック補助
10:00 レクリエーション補助
12:00 食事介助(配膳・見守り・必要な方の直接介助)
13:00 休憩(1時間)
14:00 入浴介助補助(先輩スタッフと一緒に担当)
16:00 送り出し・記録補助
17:00 退勤

◆夜勤なし(デイサービスのため)
◆移乗介助は福祉用具を使用。二人介助が基本です
◆最初の2ヶ月は先輩と2人体制。一人担当は3ヶ月目から

【給与】
時給1,050円〜1,250円(経験・資格による)
資格手当:初任者研修取得後+150円/時

【当施設について】
現スタッフの平均在籍年数3.8年。昨年の有給取得率は82%でした。
「入ってみたら聞いていた通りの職場でした」と言ってもらえる施設を目指しています。

よくある質問

Q. 離職率が高い施設は正直に書いた方がいいですか?

離職率を数字で書く必要はありません。ただし「アットホームな職場」と書いて実態と乖離すると、入社後の失望が離職を加速させます。離職率が高い原因が夜勤・体力面にあるなら、その条件を正直に書くことで「覚悟がある求職者」だけが応募してきます。条件が合う人が集まれば定着率は上がります。

Q. 小規模施設でスタッフが少ない場合、数字を出しにくいです

スタッフが少ないほど、一人一人の話が具体的になります。「現在スタッフ6名。全員が2年以上在籍しています」「3名が入社時無資格でした」——人数が少ないことがむしろ具体的な証拠になります。

Q. 複数の雇用形態(正社員・パート)を同時に募集する場合は?

それぞれ別の求人票を出すことを勧めます。正社員を探している人とパートを探している人では、見ている条件が違います。1枚にまとめると、どちらにも刺さらない中途半端な求人票になります。


まとめ

介護求人票で今すぐ直すべき4点:

  1. 夜勤の有無・回数を明記する(「夜勤なし」でも「夜勤あり・月○回」でも書く)
  2. 「無資格OK」を実績で示す(「現在○名が無資格入社で活躍中」)
  3. 離職率・在籍年数を数字で書く(業界平均と比較できると最強)
  4. 体力面を正直に書く(腰への負担・移乗介助の有無・二人介助かどうか)

これら4点が書けている介護求人票は、業界全体で見てもごく少数です。書けるなら書いてください。差がつきます。

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